上り羊羹
上り羊羹こそ名品なるべし
“山茶花や 届けむものも 今朝着きし”
中村汀女
創業安政元年(1854年)以来受け継がれてきた伝統の羊羹です。
“上り(あがり)”とは献上菓子を意味しており、尾張徳川家へ献上する羊羹ということからその名が付けられたと言われております。とろけるような滑らかな舌ざわりと小豆の風味、上品な甘さが特徴の蒸し羊羹です。
日々最も良い食感に仕上げるため、職人が伝統の製法で手作りしております。気候の影響を受けやすい為、常に原料の状態を確認する必要があり、製造中の気配りが欠かせません。
お客様に作りたての風味豊かな上り羊羹を召し上がっていただくため、お日保ちは製造日を含めて4日間となっております。また、気温が上昇する夏季には生産できない繊細なお菓子です。ご注文の際にはお気を付けくださいませ。